誰もが知る「竹取物語」
不思議なお話でどこか人を惹きつけるような内容ですが
作者が未だに不明なままでも有名ですね
皆様こんばんは☆
どーも!四宮です(๑•̀ㅂ•́)و✧
さてさて
お話自体は有名なので知らない人はいない程のお話ですが
実は細かく読んでみると「知らなかった!」が意外にも多いお話でもあるかと
お爺さん(翁)が竹取に行った際に竹藪の中で光り輝く竹を見つけ
その中から可愛らしい女の子が出てきます
「かぐや姫」と名付けられたその女の子は凄まじい速さで成長し
この世のものとは思えない程の美しい女性に育ちます
その間わずか3ヶ月
(。・о・。)ワオ
その後も翁は黄金の竹を幾度も見付け次第に家は裕福になります
世の男性達はまだ見た事もないかぐや姫に恋焦がれ
どうにか一目見ようと策を講じますが上手く行きません
その中でも5人の貴族の男性が姫に求婚します
翁は「男女は結婚するのが当たり前だ この中から婿を選んでくれ」と言いますがかぐや姫は「どうして結婚というものが必要なのでしょうか」と言ってのけるのです
男女が結婚しないなんて事は考えられなかった平安時代になんと斬新な考えでしょうか
彼女はある罪を犯し月から追放され
その罪が許されるまで地上で暮らす事を命じられた
「地上人ではない人」
であり地上人との恋愛は禁じられていたので仕方のない事ではあったのですが
その5人の貴族に出す有名な無理難題を見れば本気で嫌がっていた事は火を見るより明らかですよね
その後
帝からも見初められ
帝ともなると邪険に出来なかったかぐや姫は帝と文通を始めます
少しずつ歩み寄るような心境も描かれていますがかぐや姫が帝を好き!とまではもちろん行かぬまま
かぐや姫が月に帰る日が来るのです
かぐや姫は「月になど帰りたくない」と泣きます
これは現代語訳ですが
「あの月の都の人は
たいそう華やかで美しくて
老いることは実はないのです
思い悩むこともありません
そのような所へ戻りましても殊更にうれしくもございません」
月の人は地上人と違って感情を持ちません
なのでかぐや姫も月からの迎えに「天の羽衣」を纏わされると全ての感情が消え何も感じなくなり老いる事のない天上人となってしまうのです
最後にかぐや姫は帝に向けて「不老不死の薬」と詠を渡し月へ帰って行きますが
帝は「貴女がいない世界でこんな薬は必要ない」と絶望し山で燃やしてしまいます
さて
読み手によって様々な解釈が出来る物語なだけに
考察の記事もたくさん
好きだなと思った考察は
「かぐや姫が月で犯した罪に対して与えられた罰は「人の心を持つ事」
思い悩む心を持つ事自体が天上人からしたら「罰」であったが奇しくもかぐや姫はその「心」を無くす事を悲しい事だと思ってしまった」というもの
四宮も思います
天上人に戻りたくなかったかぐや姫
しかし地上でも引きこもり他人に心を開く事はなかった
かぐや姫が本当に欲しかったもの
求めていたもの
それは一体
何だったのでしょうか
勘の良い方は何故四宮が竹取物語の話をし出したのか
既にお分かりかと思いますがこのまま明後日のブログへ続きます(笑)
本日も皆様の大切な大切な日々のお時間をお使いいただき
お部屋までお越し下さり誠にありがとうございました☆
次回四宮は31日(火)11時~20時まで☆
梅田のお部屋にてお待ちしておりますのでどうぞお気を付けてお越し下さいませ☆
ではでは皆様
おやすみなさい☆
shino.